美しい肌とは正常な皮膚のことをいいます。私たちの皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織の3層構造をなしていますが、特に真皮の表面の角質層の状態が良好であると、誰が見ても「なめらかで美しい肌」と感じられます。つまり、キメが均一に整っていて、毛穴の開き、ニキビ、シミ・ソバカスが目立たない肌。そんな美しい肌を実現するためには、肌表面のキメを整えることが重要になります。
角質層には本来、水分の喪失や有害物質の侵入を妨げる、バリア機能を持っていますので、若い肌は乾燥しにくいのです。しかし、20歳を超えた頃からその機能は衰えはじめ、肌は乾燥しやすくなります。ですから年齢を重ねた肌には水分補給が必要になって来るわけです。
肌への水分補給といえば化粧品。各化粧品会社やブランドによって、処方はさまざまですが、「保湿効果」は必須項目。
各社、肌の奥まで潤すための商品の研究開発を競い合い、次々と新製品が生まれています。例えば日本の化粧品会社の老舗とも言える資生堂は、肌が水分を保持するための成分として知られている「ヒアルロン酸」が「ビタミンA」によって酸合成促進され、さらにヒトでのしわ改善効果を確認したとの発表をしています。ただし、今のところ肌に直接塗ることで水分を補う方法は、肌表面への効果は見られますが、肌の深層の弾力部分までは浸透しにくいようです。